百名山登頂を目指すN様と、95座目となる皇海山へ。天気は晴れ、気温は17-18℃で暑くもなく寒くもない絶好の登山日和となりました。庚申山からの稜線歩きや、鋸山〜皇海山のルートは所々風が抜けるところがあり、そこはこまめにレイヤリングを調整します。
午前3時銀山平駐車場をスタート。しばらく林道を歩き一の鳥居から庚申山荘へ。庚申山経由で鋸山〜皇海山〜六林班峠をまわって庚申山荘に戻り一の鳥居で下山。約16時間の山行でした。
スタートはとにかくゆっくり。早朝の鳥のさえずりを楽しみながら登っていきます。庚申山荘から庚申山までは、岩場、ハシゴの急登が続きますが、徐々に標高をあげ皇海山が近づきます。庚申山を抜けた先は、皇海山、そしてこれから歩く稜線とその先の鋸山が見えてきます。「あの山に登るんですね」と気分が上がってくる場所です。
庚申山からしばらく歩きやすいアップダウンでいくつかのピークを経由し、鋸山の取り付きへ。ここからは鋸の歯をなぞるような急な登り下りが続きます。鋸山に到着すると大きな皇海山と東北の山並みが一望できます。残念ながらこの日は富士山は見えませんでした。
鋸山からは150mほど一旦降って、いよいよ皇海山へ。約40分で山頂に到着。下りは六林班峠経由のルート。例の笹薮は踏み跡が多数付けられていてルートの判別に難儀しました。ようやく笹薮を抜けたかと思うと、延々と続くトラバースです。ここは切れ落ちた谷の上です。疲れた足ですが、慎重に一歩一歩進みます。
午後7時前に、無事下山しました。百名山95座目登頂おめでとうございます!






ミツバオウレン(左)
クワガタソウ(右)