山好きの女性グループの皆様と秋の大菩薩嶺に登ってきました。天気は快晴。風はなく、気温は高くもなく低くもないという絶好の登山日和。お客様からいただいたオーダーは、「日帰りで、お友だち同士で楽しく、ゆったりと絶景を楽しめる山」。そこで浮かんだのが日本百名山の大菩薩嶺。首都圏からのアクセスもよく、富士山をはじめその周辺の山々(三つ峠、黒岳、天子山地など)、南アルプスの全景、南八ヶ岳、金峰山などの奥秩父の山、大菩薩峠まで行くと雲取山から大岳山、御前山などの奥多摩の山々を一望できます。また、大菩薩嶺から大菩薩峠へは、なだらかで美しい稜線歩きを楽しめます。まるで幕の内弁当のように、一度にいろいろな山の楽しさを味わえる山です。
上日川峠の登山口から登り始めました。福ちゃん荘から唐松尾根に入ると、徐々に勾配がきつくなります。景色がひらけたあたりに差し掛かるといくつかの急登もあります。けっして楽な登りではありませんが、この夏、北アルプスにも登られたというみなさま。さすがに足取りはしっかりされています。みなさんで談笑しながら、あっというまに雷岩に到着。そこから山頂まで足を伸ばした後は、お楽しみのコーヒータイム。私は地元・飯能で山好きのご夫婦が経営されているやまびより珈琲のコーヒーを楽しんでいただくつもりで、ドリップバックを準備。しかし、なんとザックにコーヒーを入れ忘れていたという大失態。楽しみにしていたコーヒータイムは、私が自分で飲もうと思っていた別のコーヒーをみんなで分けて飲んでいただいたという思い出になりました。
ランチの後は景色を楽しみながらの稜線歩き。小金沢連嶺の山を見ながらあっといいうまに大菩薩峠。そこからは福ちゃん荘に戻る周回コースで下山しました。
こうした仲の良いお友だち同士が気兼ねなく、過ごしたいように過ごせる山旅はプライベートツアーならではです。みなさま、お疲れ様でした&楽しいツアーありがとうございました。




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