第2回 GPSアプリを使った地図読講習会 実施レポート

7月26日(日)、第1回で好評をいただいた地図読み講座「登山GPSアプリで学ぶ読図のキホン」の第2回を実施しました。今回は3名のお客様にご参加いただき、前回と同じコースでの講習です。武蔵横手から釜戸山を経由し、飯能アルプスを通って天覚山へ。その後、東吾野へ下ります。

この講座のゴールは大きく2つ。(1)YAMAPなどのGPSアプリを使いこなせるようになること、(2)地形図を読んでルートを先読みできるようになることです。「ちょっと難しそう…」と思われるかもしれません。実際、これまでは「登山開始時にGPSをスタートしたらゴールまで開かない」という使い方をしていた参加者のみなさん。集合した時点では、YAMAPで初めてコース設定をしたという方もいらっしゃいました。

    そんなみなさんが5〜6時間の講習を終えたあとには、地形図と実際の地形を照らし合わせ、「今自分がいる場所がどんな地形なのか」をしっかり把握できるようになっていました。「いつもは足元ばかり見て歩いていたけれど、顔を上げて周りを見られるようになって登山の景色が変わった」とおっしゃる方もいて、山全体を見ると登山がもっと楽しいという、とても大切な気づきを得ていただけたようです。

    今回、特に参加者の反応が良かったのが「等高線の間隔から実際の傾斜(登りや下りのキツさ)をダイレクトに体感する」セクションです。配布資料では、10mごとの等高線間隔を「かなり狭い/やや狭い/狭い/広い」と細かく分類して解説。実際の登りで「『かなり狭い』はこんなに急なんだ!」と、身体と足の重さでダイレクトに傾斜を感じていただきました。

    天覚山では、飯能の山好きのご夫婦が経営されている「やまびより珈琲」さんのコーヒーでホッと一服。その後は、お客様に先導していただき、間違いやすい2ヶ所のポイント(尾根の分岐/尾根から沢筋へ下りる場所)をご案内いただきました。後ろからその様子を見ていましたが、迷いなく目的の場所へ進む姿は、数時間前とは見違えるほど頼もしく感じられました。

    講習終了後には、お客様から嬉しいお声をたくさんいただきました。
    「地形図と実際の地形って、本当に一致するのですね!」
    「沢と尾根の違いがよくわかりました」
    「『この登りは何メートルだからあと何分』という見通しが立つようになりました」
    「隠れピークや道迷いポイントの読み取り方は目から鱗でした」

    蒸し暑い1日で、途中雷雨にも見舞われましたが(安全な場所でしっかり待機しました)、最後は全員笑顔で下山できました。ご参加いただいたみなさま、本当にお疲れ様でした!