2026年7月4日(土)〜5日(日) 山ガールのお客様4名と「苔の森」北八ヶ岳を訪れました。お目当ては高見石小屋の揚げパンと白駒荘での宿泊。もちろん登山ツアーですので、山にもしっかりと登ります。初日、登山口のある渋の湯をスタート。沢沿いの山道を登りながら苔むす森を歩きます。途中、ヒカリゴケの群落に目を奪われながら、またまるでランタンの灯のように黄緑色に輝くコメツガの若芽を愛でながら高度を上げていきます。地蔵仏に出ると大きな岩がごろごろの急登。お客様は息を上げながらも「揚げパン」を心の支えに、足を踏み外さないように慎重に登っていきます。
高見石小屋では、飯能のコーヒー豆ショップ「やまびより珈琲」のコーヒーを飲みながら念願の揚げパン(ひとり5個一皿)をいただきます。きなこ、ごま、ココア、抹茶、チーズの5種類。ココアが一番人気のようでした(揚げパンの注文は午後2時で終わります)。
高見石小屋から白駒池へは、苔の森を下ります。ツアー2つめのお楽しみは、まるでホテルのような白駒荘での一泊。自家栽培の野菜がふんだんに使われたボリューム満点の夕食や朝食、お風呂、ふかふかの羽毛布団と、標高2100mにいることを忘れるような時間を過ごせます。夕飯までのひととき、みなさんで白駒池の周りを巡り、北八ヶ岳のマスコット「コケ丸」のモデルになっているムツデチョウチンゴケを探しますが、残念ながら見つけられませんでした(下の写真は別の時に撮ったもの)。お風呂、夕飯のあとは、山という共通の趣味をもつ山ガール同士、楽しいお話で盛り上がっていたようです。
翌朝は白駒池から麦草峠を経て、苔の森のさらに奥の茶臼山へ、そして縞枯現象で有名な縞枯山を登ります。北八ヶ岳と聞くと、赤岳や阿弥陀岳のような険しい岩峰ではなく、穏やかな山容と評されるため多くの方は緩やかな登山を想像してしまいますが、実はかなりの急登、急下りがある山域です。お客様は麦草峠から茶臼山までの登り、縞枯山から坪庭までの下りに苦戦しながらも、前日の地形図でのルート確認と、当日の現場でのルート先読みによってメンタルの負担を軽減し、みなさん頑張れました。
坪庭に着く頃には小雨に降られましたが、当初曇りのち雨を予想していた天気は1日目、2日目ともにほぼ降られることはなく下山、風も穏やかで歩きやすい気温での山行でした。2日間で歩行距離約10.5km、獲得標高は900m D+。美しい苔に覆われた原生林の深い森と、数字には表わされないキツさ、八ヶ岳の山小屋の魅力がつまった2日間でした。お客様からは、笑顔で「思ったよりきつかった〜(でも楽しかった)」との言葉をいただきました。お疲れ様でした。











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